接客業はもうやりたくない…辞めたい理由は?対処法と退職の流れまで解説

接客業はもう辞めてしまいたいけれど、スムーズに退職するにはどうしたらいいのだろうと思ったことはありませんか?

休みが不定期で拘束時間が長いうえに理不尽なクレーム対応をしなくてはならないなど、接客業を辞めたい理由はさまざまです。接客業は二度とやりたくないと思う人もいるでしょう。

退職しても接客業しかしたことない人は、次の転職先がすぐに見つかるか不安もありますよね。そこで今回は接客業を辞めたい理由から、その対処法と退職の流れを解説します。

接客業をやめたい理由は?

接客業をやめたい理由は人によりさまざまです。例えば、

  • 接客のストレス
  • ノルマが厳しい
  • 給料が見合っていない
  • 異動がある
  • 忙しすぎる
  • 人間関係が面倒
  • 将来性がない
  • 休みが不定期
  • 拘束時間が長い
  • 理不尽なクレーム対応がある
  • 体力的に厳しい

など。ひとつずつ理由を考えていきましょう。

接客のストレス

接客業は、いつでもお客様に対して笑顔で対応する必要があります。自分自身にいやなことがあったときも体調がすぐれないときも、笑顔でいなければならないのはストレスになります。

ノルマが厳しい

ノルマが厳しいのもストレスにつながります。なかには、ノルマが達成できないと自腹で買わなければならない職場もあります。

稼ぎたいのに自腹で買うと、出費も多くなってしまいます。ノルマがあればモチベーションにもなりますが、厳しいノルマは辛くなりますね。

給料が見合っていない

接客業は給料が見合っていない場合があります。定期的な昇給がなく入社当初から給料が上がっていないケースや、残業代の支給がないケースもあるほどです。

給料が低いとモチベーションの低下にもつながり、さらに辞めたくなってしまいます。

異動がある

異動があるのも辞めたい理由のひとつです。全国展開しているチェーン店などは全国的に異動があるケースもあり、異動のたびに子どもを転校させるのか、単身赴任するのか悩む方が多いでしょう。

また、独身の方でも異動があれば友人や恋人と離れなくてはならなくなり、異動先で知り合いもいなければ孤独を感じてしまいます。孤独感はストレスになるので、退職を考える方もいるでしょう。

他にも、その日に嫌なクレームを受けた場合などは突発的に「やめたい」と感じることもあるようです。

自分の気持ちがどちらなのか、一度冷静に考えてみることも良いでしょう。

「突発的」なのか「慢性的」なのか見極める

忙しすぎる

接客業は忙しすぎる世界です。ただでさえ慢性的な人手不足なのに忙しすぎるために辞めてしまう人も多く、辞めた人の分まで仕事が回ってきてさらに忙しくなってしまいます。

責任感の強い人は、「自分が辞めてしまったら、さらに人手不足になって残る人が大変になるかもしれない」と考えて辞めづらいと思ってしまうかもしれません。

しかし、過度の疲労やストレスは身体を壊してしまいかねません。倒れてしまっては元も子もないので、身体を壊さないようにする点には気をつけましょう。

人間関係が面倒

人間関係の問題は、接客業だけではなく働く上で非常に重要な問題です。職場の人間関係が悪いのが理由で辞めるケースはたくさんあります。

接客業は、忙しすぎるあまりにピリピリと緊張感のある雰囲気になってしまう職場が多いので、人間関係も悪化しやすいといわれます。また、女性が多い職場は女性特有のルールがあったり派閥ができたりするケースもあるので、悩む人は多いかもしれません。

接客の仕事自体は好きだけど、人間関係に悩んで辞める人も多いです。

将来性がない

仕事をするならスキルを確立していって将来に生かしたいと思うものです。しかし、接客業は毎日同じ業務の繰り返しになりやすく、成長を感じにくい職種です。

将来性がないから辞めたいと思う人も少なくありません。

休みが不定期

接客業ではありがちですが、休みが不定期になります。特に、土日や大型連休は休めない場合が多いです。

平日に休みがあることが多いので、買い物や旅行をするときに空いているというメリットはありますが、家族や友人との休みが合わないので孤独感を感じる人もいるでしょう。

家族や友人との時間でリフレッシュをしたいのにできないときは、ストレスばかり溜まってしまうでしょう。

拘束時間が長い

接客業は拘束時間が長くなりがちです。営業時間はもちろん、その前後の準備、片付けなどもあるので拘束時間が長くなります。ホテルやコンビニなどの24時間営業しているような職場だと、さらに拘束時間が長くなるケースが多いでしょう。

たとえば、仕事が18時に終わったら友人と食事に出かけたり恋人とデートができたりしますが、そのような楽しみがなくなってしまいます。楽しみがなく仕事をするのは辛くなってしまいますね。

理不尽なクレーム対応がある

接客業で辛い業務のひとつに、理不尽なクレーム対応があります。通常のクレームでも精神的ストレスがあるのに、さらに理不尽なクレームにも謝罪しなくてはいけないのは相当のストレスです。

「声が気に入らない」など、自分では改善の余地がない文句をいわれるケースもあります。お客様の気分によって罵声を浴びせられるときもありますが、お客様だから言い返せない場合がほとんどです。

理不尽なクレーム対応は大きな精神的ストレスになり、メンタルがやられることもあるので辞める理由になります。

体力的に厳しい

接客業は基本的に立ちっぱなしの仕事です。立ちっぱなしは若い頃は平気でも年齢を重ねるにつれて体力的に厳しいと判断することもあります。足腰に負担もかかり、痛みが出てしまっては仕事に支障が出るので辞めるケースもあります。

接客業に向いてない人の特徴

接客業にそもそも向いてない人はどういう人なのでしょうか。

  • ストレスに敏感な人
  • 一人でいることが好きな人
  • 口下手な人

それではひとつずつみていきましょう。

ストレスに敏感な人

まず、ストレスに敏感な人は接客業に向いてないといえるでしょう。接客業は忙しすぎるがゆえの肉体的ストレスはもちろん、理不尽なクレーム対応があるときがあります。ストレスに敏感な人には辛い仕事となるでしょう。

一人でいることが好きな人

接客業は常に人と関わる仕事です。お客様との関わりや同僚や上司との関わりがあって、人と接しない日はないといえるほどです。そのため、一人でいることが好きな人は接客業に向かないでしょう。

口下手な人

お客様との会話が必須の接客業なので、口下手な人には向かないでしょう。人とコミュニケーションを取るのが主な仕事になってくるので、口下手でコミュニケーションが苦手な人にはおすすめできない職業です。

接客業が辛い時の対処法

接客業が辛い、もう辞めたい、と思ってもなにか対処法があるならがんばりたいと思うものです。具体的な対処法は以下の4つです。

  • 仕事と割り切る
  • 誰かに相談する
  • ストレス発散する
  • 退職を考える

ひとつずつみていきましょう。

仕事と割り切る

多少のストレスはあっても仕事と割り切りましょう。割り切ってしまうと、精神的に消耗するのも少なくなり気が楽になります。

誰かに相談する

家族や友人など、信頼できる誰かに相談してみましょう。話を聞いてもらって気持ちを分かってもらうだけで人は安心するものです。意外とまぁいいか、と気持ちを切り替えるケースも多いでしょう。

ストレス発散する

溜まったストレスは上手に発散しましょう。おいしいものを食べたり趣味を見つけたり、仕事以外に夢中になれるものがあると仕事へのモチベーションにもつながります。

退職を考える

いくらストレスを発散させようとしても、無理なときもあります。心身ともに体調をくずしてしまうケースもあるので、そうなる前に退職を考えましょう。

接客業が辛い時の退職方法

接客業をいざ退職しようと思っても、どうしたらいいのでしょうか。

  • 退職の手順は以下のとおりです。
  • 退職理由を考える
  • 退職時期を決める
  • 退職を伝えるタイミングを計る
  • 会社と揉めた場合はプロに相談する

退職理由を考える

まずは、退職する理由を考えましょう。単に「辛いから、大変だから」という理由よりは、「他にやりたい仕事がある」といった前向きな理由の方が上司も応援してくれるでしょう。

上司に伝えるのは、本当の理由ではなくていいので前向きなものを考えましょう。

退職時期を決める

自分なりの退職時期を決めておきましょう。はっきりと決めておかないと、引き止められてズルズルと先延ばしになるケースもあります。有給消化や引継ぎにかかる日数も考えておくといいです。

退職を伝えるタイミングを計る

上司に退職を伝えるタイミングを計りましょう。接客業は忙しいときが多いので、タイミングを間違えると話が流れてしまうこともあります。お客様がいないときや、業務終了後などゆっくり話せるタイミングに上司に伝えましょう。

会社と揉めた場合はプロに相談する

会社と揉めた場合はプロに相談もできます。有給や退職する日など、会社と揉めるときもあります。そんなときは退職代行サービスを利用しましょう。

特に有給消化がダメだといわれたり、退職の話を聞いてもらえなかったりする場合に利用するのがおすすめです。

接客業を辞める前に考えるべきこと

接客業を辞める前に考えるべきことは下記の2つです。

  • なぜ接客業から他業種へ転職するのか明確にする
  • 接客業の仕事を辞めた時のリスクと向き合っておく

なぜ接客業から他業種へ転職するのか明確にする

接客業から他業種へ転職する理由を明確にしましょう。土日休みの仕事をしたい、など明確になっていれば転職もスムーズに行えるでしょう。

接客業の仕事を辞めた時のリスクと向き合っておく

接客業を辞めた時のリスクとしっかり向き合っておきましょう。お客様と話すのが好きだった場合などは、それがなくなるので考えておきましょう。

人と話す機会が少なくなっても、辞めたい理由がはっきりするのであれば退職を考えましょう。

接客業を辞めた後のおすすめの転職先

接客業を辞めた後のおすすめの転職先は以下のとおりです。

  • 営業職
  • 事務職
  • 製造業

詳しくみていきましょう。

営業職

営業職は未経験者の採用も多い職種です。接客業で経験した人とのコミュニケーション力は大いに役立ちます。

事務職

立ちっぱなしの接客業が辛い人にとっては、座ってできる仕事なので特におすすめです。正社員採用は少なく、契約社員などが多いので雇用形態をしっかり確認しましょう。

製造業

暦どおりの休みを取れたり大型連休が長かったり、休みを家族や友人と合わせたい人にはおすすめの職種です。接客業も製造業も毎日のルーティン業務があるので、業務内容が変わっても仕事に慣れやすいでしょう。

まとめ

  • 接客業を辞めたい理由は、給料に見合わない、忙しすぎるなど人によってさまざま
  • ストレスに敏感であるなど、そもそも接客業に向いてない人もいる
  • 接客業が辛いときは退職を考えるべき
  • スムーズに退職できない場合は、プロに相談する
  • 接客業を退職後の転職先は、営業職、事務職、製造業がおすすめ

接客業を辞めたい人はあなたが思うよりたくさんいます。身体を壊してしまっては元も子もないので、辛いときは無理せず退職を考えましょう。